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『DojoCon Japan 2022 プログラミングコンテスト』最優秀賞・ポケモン賞・優秀賞作品のご紹介

DojoCon Japan 2022プログラミングコンテスト』の一次審査を通過した 5作品の中から、2022年11月27日(日)に来場者・スポンサー・登壇者・当日スタッフ・実行委員の会場に居たみなさんの投票によって、最優秀賞が決定しました!


【最優秀賞作品】

【作品タイトル:ちょいチャレ!】

作者

前田 優花

作品の概要

毎日、ランダムな「チャレンジ」が出て来るアプリ

やりたいことを見つけたり、見つけても新しくチャレンジするのは意外と大変です。

このアプリは、毎日、ランダムな「チャレンジ」が出てきます。例えば「本を一冊読み切る」など、実行可能な小さなチャレンジです。お題はランダムででてくるため、自分では思いつかないような”新たな挑戦”もできます。自分の新しい趣味や特技になるかもしれません。

チャレンジを達成したことを実感できるように、いぬも、一緒にできることが増えていきます!

続けていくと、習慣となり、自分からいろいろなことに挑戦したり、行動できるようになると思います

(利用技術:App Inventor)

審査員寸評

  • 実際にアプリとして使えるのが実用性があっていい
  • 自分ができるようになると犬ができることも増えるというところがゲーム性があって面白い。犬の名前がつけられるのも愛着が湧いていいですね。
  • Appinventorで作ったっていうのがすごい。Appinventorは情報が少ない中、調べながらやっているのがいいと思いました。
  • 今年のテーマにもあっているし、気軽に使えそうな良いアプリ
  • 育成要素もあり、続けるための工夫まで考えられている点はとても良い

【ポケモン賞(次点)作品】

【作品タイトル:欠席君】

作者

古山 芽吹

作品の概要

ハイブリッド型オンライン会議(授業)のサポートロボット

ハイブリッド型オンライン会議(授業)には、リアル参加とオンライン参加の差が大きくなってしまうという問題点があります。

「欠席君」はオンライン会議システムと併用し使うことで、よりリアルなオンライン会議(授業)を実現します。「obniz」を使い、カメラを上下左右に動かしたり、挙手したり、LEDランプで緊急を知らせたりなど、オンライン参加者がより参加しやすくなるよう工夫しました。また、PCではなくロボットがいるので、リアル参加の人もオンライン参加者が実際にいるように感じ、いつもどおりに活動できます。

(利用技術:obnizなど)

審査員寸評

  • 課題に対する実装が、1つだけでなく複数準備されていていいなと感じた(視線、挙手、LED)
  • 首を上下左右動かせるのがリアルでいいですね。手を上げるところやたくさんモーターを使っていてすごいと思いました。
  • 動きもスムーズで実用性もありそう。

【優秀賞作品】(順不同)

【作品タイトル:TeachableMachine – Scraper】

作者

安東 鷹亮

作品の概要

ネット画像をスクレイピングして、TeachableMachineで使える形式のTMファイルを作るツール

TeachableMachineはPCのカメラからの画像を使うときに便利ですが、そうではなく自分で画像を準備する場合が面倒なので、ネット検索してその画像を使えたらいいのにと思いましたが、調べてもそういうものが存在しなかったので自分で作りました。

内部では、取得したすべての画像をTeachableMachineで使えるサイズに調整する処理も行っています。

(利用技術:JavaScript)

審査員寸評

  • 私もティーチャブルマシンに写真を入れ込む作業は大変だと思っていたので、これがあれば便利だろうなっと思いました。
  • 欲しい物がないから、codeを書いて解決っていいなと
  • 単純作業を自動化するのはプログラムの正しい使い方ですね。とても実用的で良いと思います。

【作品タイトル:ブロックお絵かき】

作者

米山 裕登

作品の概要

ブロックを使ったお絵かきソフト

家の素材となるようなブロックをたくさん用意しました。アピールポイントは、カラーブロックを作ったところ。色が変えられるカラーブロックを使って、カラフルな家を作ることができます。苦労した点は、カラーブロックのシステムを作ることです。

(利用技術:Scratch)

審査員寸評

  • ブロックで絵を描けるっていうのが面白いと思いました。動きもわかりやすいし、とても完成度の高い作品でした。
  • カラーブロックがあることで、作れる幅が広がっていいと思いました。遊んでみてとても面白かったです。
  • 最初の画面がスーっと消える表現は面白い。クリックだけではなくドラックで描けるのでとても描きやすい

【作品タイトル:大切なふるさとの四季】

作者

古山 穂高

作品の概要

microBitを使った、回転ランプシェード

ふるさとの大好きな季節の風景がランプシェードとして照らされます。

1年間の季節の移り変わりを表現したかったので回転サーボでランプを回して、LED 30個を使い季節ごとの光らせ方を工夫しました。

ランプは明かりを照らすための照明器具だけど、microBitでLEDやモーター制御をすることで、世界に1つだけのオリジナル作品にできました。

1番苦労した点はmicroBit1つではLEDとモーターの制御が難しく、途中から2つ使う設計に変えた点です。

(利用技術:microBitなど)

審査員寸評

  • とてもきれいで素敵な作品でした
  • 切り絵が細かくて意外と大きくてびっくりしました
  • LEDの光り方をプログラムで制御しているので色々な光らせ方が出来るので発展性もありそう
  • 最初の設計(micro:bit一つ)に拘らず柔軟に設計を変えたことも高評価